一年が経つのは早いものです。
今年も残すところあと2カ月弱となりました。
日を追うごとに寒さが増し、入浴タイムは至福のひとときです。
さて、前回に引き続き、今回も温泉のお話。
体が温まり、リラックスできる温泉。
さらには、美肌にアンチエイジング、ダイエット、デトックスにと、温泉には美しくなる要素がイッパイですよね。
温泉地に出掛けることで気分転換になるだけでなく、日常の疲れも癒してくれます。
今回は、自宅で簡単にできる、美肌の湯の作り方をご紹介いたします。
お手入れ
ところで、入浴する時間帯を考えたことはありますか?
人間の体には「概日リズム(ガイジツリズム)」という約24時間周期で変動する生理現象があります。
これにより時間帯によって体温が異なります。
最も体温が高いのが午後3時頃、最も低いのは午前3時頃です。
体温が安定している時間帯より変化している最中のほうが、入浴には適しています。
肩こりや冷えの改善には、体温が下降していく午後9時くらいに入浴すると、体温の低下が抑えられ安眠できます。
逆にのぼせやすい人は、体温が安定している午後3時頃の入浴がおすすめです。
また、食後は食べたものを消化するために内臓に血液が集まっています。
食べ物を消化しているときは身体がリラックスしている状態。
食後に眠くなるのは、この影響なのでしょうね。
せっかくリラックスしたところに入浴をすると、血液を全身にまわし脳が活動状態となり、余計なストレスがかかります。
なので、食事直後の入浴は避けたほうが望ましく、食後1時間以上は時間を置いて入りたいところ。
入浴に良いタイミングを見計らって、お家で簡単にできる「美肌の湯」へ!
準備するモノは【重層】【塩】【アロマオイル】です。
重層は薬局で売っているものでOKです。
塩はできればミネラル分の多いもの。
アロマオイルは、お好きな香りをチョイス。
・重層:大さじ4 ・塩:大さじ2
・エッセンシャルオイル:2〜3滴を混ぜて、お風呂に入れて入浴します。
この時、少し高めの温度(42〜3度)に設定したシャワーを出しっぱなしにしておくと、スチームサウナ効果もありますよ。
エッセンシャルオイルの代わりに、スーパーで売っているヨモギの粉末をティーバッグに入れて、お風呂に浮かべたり、ドクダミや薬草などを使ってもOK!お家にいながら贅沢な美肌温泉が楽しめます。
お湯に入ることで体が温まり得られる作用や、水の中に入ることにより水圧がかかり得られる水圧作用など、温泉には様々な効果が期待できますが、体や美容にいいからといって、熱があるときや妊娠初期、飲酒後などの入浴は、温泉の薬効成分が逆効果になることもありますので、利用するときは注意してくださいね。