お手入れ

					シミの原因のほとんどは紫外線と言われます。
					
					紫外線が肌にあたると、肌は大きなダメージを受けます。
					そのダメージから肌を守るために働くのがメラニン色素です。
					
					メラニン色素は、少しずつ肌の表面に浮かび上がり、肌を守ろうとします。
					つまり、肌を黒くする憎まれ役のメラニン色素は、実は紫外線を吸収して肌を守る大きな役割があるのです。
					
					そして、役目が終わると肌の新陳代謝(ターンオーバー)とともにはがれ落ちますが、年齢を重ねるごとにこの新陳代謝が鈍くなり、その結果、メラニン色素が肌表面に長期的に滞留し、シミとなっていきます。
					
					その、紫外線によるシミ対策は、UVケアが最も有効的。
					
					特に6月〜7月は、一年で最も日射しが強いので、室内でもUVケアは必要です。
					
					洗濯物を干したり、ゴミ捨てなど短時間でもUVケアを心掛けてください。
					陽の当たる窓側にベッドのある場合は、遮光カーテンなどで日射しを遮りましょう。
					寝ている間にジリジリ日焼け・・・なんてこともあるそうですよ
					(怖い!!)
					
					紫外線以外にもシミの原因があるのはご存じですか?
					
					【ホルモンバランス】
					女性のシミの多くはホルモンバランスが関係していると言われています。
					妊娠中や生理前後など、バランスが崩れて働きが弱くなるとシミができやすくなります。
					
					【ストレス・過労】
					ストレスや過労は、メラニン色素をつくる色素細胞を刺激するホルモンの分泌を増加させるため、シミの原因になると言われています。
					
					【内臓トラブル】
					肝臓・すい臓・腎臓など、内臓のどこかにトラブルがあるとシミが出来る場合があります。眉間や頬の外側にシミができたら内臓にトラブルがあることを疑ってみて。
					
					【自律神経】
					何らかの原因で自律神経が乱れてしまうと、口周辺にシミが出来やすくなってしまいます。鼻の下に出来て、ひげのように見えてしまうことも!
					
					シミ=紫外線が原因とは限らず、体調の変化にSOSを出している場合もあります。
					化粧品でケアできるシミもあれば、治療が必要なシミもあるそうです。
					特に、美白化粧品はシミの種類によっては、逆に肌トラブルを起こす場合もあります。
					
					あれ?と気になることがあれば、早めに専門医に相談することも必要とのこと。
					ご自身のシミの状態をよく観察し、最適な対処をしてシミ対策をしたいですね。